自分をあきらめるにはまだ早い:手塚真輝 著作
なりやすい、なりにくいはあっても
すべての職業にすごいもすごくないもない。
お金に綺麗も綺麗じゃないもないように、
どの職業も、
お金を得られるだけの価値がある。
というか、一般的な評価では
「えっ」と思う職業こそ、
お金に対して正当に帰ってくると思う。
売れればえらいと評価される。
酒を飲めなければ、飲めと罵られる。
学歴やこれまでの経験なんて関係なく、
ナンバーワンを必死になって追いかけていく
その途中で、
たくさんの人に傷つけられ
たくさんの人を傷つける事もある、、、
らしい
ホストの世界は凄まじいとおもう。
そんな、自分が丸裸になっていく中だからこそ
きっと見えるものがある。
なんかうまくいえないのですが、
いいとこを伸ばそう、自分を大事にしよう
みたいなメッセージではなくて、
自分のコンプレックスを跳ね返そう、
自分の短所と向き合って、
前に進んでいこうよ。
みたいな事が書いてる本なので好きです。
自分の良いところを伸ばして、自分を大事にする。これは、自分の自己肯定感を高める上でとても大事な事です。
これがなければ人は打たれ弱くなります。
逆に、コンプレックをちゃんと見つめろ、
というのも酷な事だと思います。
キャリアカウンセリングは、
相談する人が自分の相談をしていくうちに
内面の自分に気づき、自分で自分のことを客観的に反省するという「底」を打つまで
こうしたほうがいいよ、みたいなアドバイスなどはしないんです。
そこを打たなきゃ、這い上がれない。
そこを打つまで、考えるから這い上がれる。
このプロセスに正しい「自己肯定感」がないと、底なし沼のように自分を反省し続けてしまうので私たちがいるのです。
コンプレックスというものに否応無しに
向き合ってきたからこその
未来。
そんなものを覗き見することができる本です。
苦しい、しんどい、、、
もう二度と同じ思いをしないように、
一度、向き合いたい。
そんな時の呼び水に使える本です。
自分を諦めて、たまるか。
自分をあきらめるにはまだ早い 人生で大切なことはすべて歌舞伎町で学んだ
- 作者: 手塚真輝
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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